バ先薬局のブログ

虹プロジェクト2の話をします

ハルにベビーピンクの衣装を纏わせたい

『ハルにベビーピンクの衣装を纏わせたい』japanese ver.

作詞作曲 バ先薬局

 

ハルにベビーピンクの衣装を纏わせたい

その上ちゅきちゅきポーズをやらせて苦笑いさせたい

ハルに猫耳のカチューシャを付けさせて嫌がらせたい

でもメンバーに「似合うよ、可愛いよ」と言われると

まんまと気に入って全然外さねえハル見たい

猫耳のカチューシャ、全然外す気配なく気に入ってずっと付けてるハル見たい

メンバーに「似合うよ、可愛いよ」と言われると

まんまと気に入って全然外さねえハル見たい

 

 

 

 

 

 

井上陽(ハル)

大阪府出身

地域予選時は16歳 現在17歳の高校3年生

JYP練習生

 

 

 

ハル、それは全ての女が「結局1番好き」な最終形態。塩顔だソース顔だ、可愛い系だ枯れ専だなんだかんだお前ら好きにあーだこーだ言っていればいい。結局、結局結局結局女みんなハルが好きだし、ハルがタイプだし、ハルに情緒を握られているんだ。

 

 

 

f:id:patapata_tamago:20231128221958j:image

 

私が虹プロ2を観るきっかけになった切り抜きがこのハルで、多分そういう人結構多いんじゃないかな?当時、まだ全然虹プロ2が騒がれていなかった時、唯一プチバズりしていたのが、このハルだったから。

 

「お〜いとんでもね〜男に出会っちまったみたいだ」と思って見始めたが、なんか、まずカメラの前で説明しない方がおかしいくらい前髪がオン眉だし、他の参加者のダンス審査の時終始真顔で見つめているし、ホテルの部屋でノートひろげてなんか書いてるし、練習生仲間にはべったりなのに一般枠の子と馴れ合う様子はないし、一体この子をどこのジャンルに属させればいいのかがわからず、私は宇宙猫の顔になっていた。自信とフィジカルがとんでもない男かと思いきや初のチームミッションでリーダーを任された際「みんなリーダーみたいなもんやから…」とか言ったり、かと思えばステージ上で激アツ鼓舞してるし。なんなんだ。どういうジャンルの男なんだと私は頭を抱えた。ハルは私に情緒を落ち着かせることを許さない。

 

 

 

 

そいでパフォーマンスしている時と練習している時は「世で1番強いです」というくらいオスなのに、それ以外がずーーーーーーーーーっと誰かの弟。お前はペットショップの小型犬かってくらい目をきゅるきゅるさせて可愛い子ぶってるし、自分くらいデカい身体を持つ富安くんの腕肩背中をぺたぺたぺたぺた触っている。自分が発言したいタイミングに発言し、自分の意見を通したい時はデカい声を出し、興味ないときは顔から全ての表情が消え、体育祭で自分のチームが勝ったのに泣きのもう一勝負を土下座で頼まれた時は「いやだね〜!!」と拒否したり、富安にチャーハン作ってもらった時はどう考えても口に入らん量をスプーンに盛り、ほぼ全部口からこぼす。弟。繰り出す行為全てが弟。

 

 

 

 

ところで皆さんのベストタイム・ハルは何ですか?私のベストタイム・ハルは、韓国個人ミッション中エイジさんに感情表現について教えてくれないか頼まれた時の瞬間なんですけど。

「ハルってオフの時弟だし、エイジさんに頼み事されて一体どんな対応するのお〜?」って完全に気抜いて当時観ていたんですけど

 

f:id:patapata_tamago:20231128235618j:image

 

ハッ

 

f:id:patapata_tamago:20231128235634j:image

 

ハルッ……

 

 

 

なっ、おまっ、お前っ、ハルっ、ちょっとっ、そんなっ、おまえっ、このっ、こいつっ、クソッ、う"っ、ウワーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

めっっっっっっちゃ兄貴じゃん。ハル、兄貴でした。

 

いやハルはステージ上ではいつも超男だし、こちらも免疫はたっぷりあったはずなんですけど、𝒑𝒉𝒚𝒔𝒊𝒄𝒂𝒍なオス要素しか知らなかったという完全なる盲点で、この「なんだそんなことか笑」みたいな、「やさしいおにいさん」のような、朗らかな"オス"の予防接種打ってなくて、普通に3日くらいダウンしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハルの良いなと思うところは「硬派」さで、これはエイジの中のアイドル理念にも感じられるんだけど(だからエイジも自分と同じ匂いのするハルにわざわざ相談したんじゃないかと)、昨今の自由♪多様性♪何でもあり♪な世間に媚びないあの硬派さがとても良いと思う。だって、絶対ハルにインスタのDM送っても返信こないと思いませんか?ハルと同じクラスの男子からわざわざインスタ教えてもらって、ワクワクしながらフォローして普通にガン無視されそうじゃないですか?てかそもそもハルは絶対に鍵垢だし、フォロー34/フォロワー38 みたいな激身内なアカウントだし(富安くんは絶対フォロー685/フォロワー1032)、そういう"近寄らせない"感じが、「アイドル」として良質な彼の特徴だと思います。

 

 

[Nizi Project Season 2] Part 2 - 3rd Stage / Heart Hunter ♬Heartbeat - YouTube

 

 

そんなハルの最強ステージといえば私はこれで、なぜなら虹プロシリーズ史上最も2PMを"やった"ハルの2PM集大成であり、ハルの2PM完結編、だから。当たり前のようにハルの横にはいつも2PMの楽曲があり、そのため全てのパフォーマンスで無彩色の衣装だったハルも「これでラストか・・・」と思うと泣けました。

 

あと1st.2nd.3rd通してビジュアルが最高峰に好みだったし。あんなのもう、あまりにも総合商社営業部4年目の男。貫禄と若々しさのバランスがアンバターサンドの餡子とバター。めちゃくちゃ良かった。仕上げにシャツを腕まくりさせたスタイリストに普通に焼肉奢りたい。

 

 

個人ミッションの練習中、失恋をしたことがないから失恋ソングが上手くできないと吐露していたハルが、このパフォーマンスではめちゃくちゃに強く色っぽくてゾクゾクしたし、画面越しに目が合うたびに「ごめんマジでヨリ戻そう」って思いすぎて口の中血の味してきました。

 

 

ハル無しでは完成しなかったであろう「heartbeat」、めちゃくちゃ伝説なので明日にでも1000万回再生いってほしいです。

 

ソケンはなぜ「奇跡」と呼ばれたのか

出会えてよかったNo. 1でお馴染み、ソケンちゃん。

 

 

 

「虹の奇跡」「ビリの逆襲」と、パークオリジナルのキャッチコピーを付けまくられ、なぜそんなにパークがソケンにだけニッコニコで日本語コピーライターとしての腕を奮いたくなるのか、はじめは「一番下手」とまで言われていた彼が、なぜ今誰よりも絶好調なのか、一緒に考えよう。

 

 

 

 

 

蘇 健(ケン)

東京都出身

地域予選時は15歳 現在17歳の高校2年生

地域予選保留の後、合格

 

 

 

 

 

まずこの話絶対したかったんだけど、ソケンちゃんってよく「シーズン1のマユカみたい」と言われがちじゃないですか?もっと言うと、「男版マユカ」「マユカっぽい演出にしようとしている」という意見を結構目にするんだけど、あの、ちょっと、いいですか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全然違う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全然別物

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結婚詐欺と銀行強盗くらい別モン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、たしかに「保留合格で最初注目されてなかったのに、日本合宿のチームミッションで開花した」という点においては、わかります。でもこの前後は全然違う。マユカにはマユカのストーリー、ソケンちゃんにはソケンちゃんのストーリーがガッツリ別モンとして存在する。

 

わかった、じゃあ、マユカを簡潔に振り返る。

 

マユカは日本合宿でのボーカル・ダンス・スター性で、決して下手ではないものの目立つことができなかったが、ラストのチームミッション「DALLA DALLA」で覚醒し、キューブを一気にぶん取り韓国行き決定。しかしその後韓国編1st、2ndミッション共に指摘が続くが、ファイナル行きを懸けた3rdの「heartbeat」で2度目の覚醒を見せ、ファイナル行き決定となる。いわば、

 

『ラストチャンスで爆発する』

 

んだよね。溜めて溜めて、そろそろくるか……いくか……?というタイミングを絶対外さずにチャンスを掴む。ありがとう、私はマユカの前髪なし+巻き下ろしヘアをもう一度見たくて生きています。

 

 

 

ソケンちゃんは、日本合宿ダンス審査でまずはっきり「参加者の中で1番下手」って言われちゃう。ボーカル審査でも順位は下から数えた方が早い。ただ、スター性審査で「こいつ・・・・・・・もしかしたら"やる"男かも・・・・・・」という、才能の一縷の光を我々に残し、そいでもうこの時点でちょっとパークはニヤついてんだよね。

そしてまんまとラストのチームミッションで、エグい吸収力と元々の表現力でパークに満点大笑いを出させ、「奇跡」として韓国行き。

 

韓国編1stミッションではなんと3位、そっからもう止まらん止まらん、2stでも5位、3rdでもあの鬼メンツに余裕で馴染み、「最高」という評価が出される。ソケンちゃんは

 

『マッハ級の成長をロケットスピードで駆け抜ける』

 

溜めて溜めて……とかじゃない。なんか、こっちがスマホとかいじってる間にもう見えないところまで進んでる。「伸びている」過程が目視できない。なんか知らない間にスゲー上手くなってて、知らない間にスゲー高評価されてる。

 

 

↑いやもう、だからマユカとソケンは全然違う。それぞれに、それぞれのエグすぎエピソードがある。それぞれに良さがある。男版、女版とかでは語れない。これをマジでずっと思ってた。

 

 

 

 

[Nizi Project Season 2] Part 2 - 1st Stage / ケン(KEN) ♬HANDS UP - YouTube

 

 

そしてソケンちゃんはボーカルが良〜〜〜〜〜。虹プロ2を1秒も見てない友人に、韓国個人ミッションの動画を全員分見せた時にその友人が「この子歌上手い。この子の声が1番好き。」と指差したのがソケンだった。良い意味で虹プロ2のバックグラウンドを何も知らない人間がフラットに選んだ良き声が、ソケン。わかる。私はソケンちゃんにbacknumber を全曲カバーして欲しいし、今冬はofficial髭男dismの「subtitle」歌ってほしい。そういう類の声をしている。

 

 

 

 

そろそろじゃあソケンちゃんの「奇跡」の話をしようじゃないか。

 

ソケンちゃんって、彼自身はとてもナチュラルな男の子で、親しみやすくて愛らしいのに、「オーディション生」として見ると、非常に輪郭を捉えづらいミステリアスさがある。

 

 

個人ミッションの時、トモヤくんに励まされ一緒に踊ったことで気持ちが明るくなり、本番ではめちゃくちゃナチュラルで軽やかなパフォーマンスをしたわけだけど、よく考えてよ。数ヶ月前までラケットと床履き振り回してた子が、韓国来て、1ヶ月ちょっとレッスン受けて、モヤと楽しく踊って気持ちが回復しただけで、あんなに上手くなるか?

 

 

ソケンちゃんは、本当に知らない間に上手くなっていて、知らない間にブラッシュアップしている。その過程が全くこちらにはわからない。ゾッとするほど。

 

 

 

[Nizi Project Season 2] Part 2 - 2nd Stage / 三色団子ヒーローズ ♬Comeback When You Hear This Song - YouTube

 

2rdミッションでの伝説セリフ歌詞「ごめん、そして愛してる」。これもすげ〜〜〜〜よ本当にすげ〜〜〜〜〜。やってるなこいつという違和感や練習した感が一切ない。マジで私ソケンに愛されてるのかと思った。顔も声のニュアンスも、なんであんなにナチュラルなんだろうか。カメラ何台も構えてて、パークが見てて、チームの勝敗かかってるステージで、なんであんな自然に、ガチで好きな女口説いてるみたいな雰囲気を出せるのだろうか。

本気でドキッとしたからマジでやめて。私ソケンのことは友達の弟みたいな目線で見てるから、急に男出されると血圧上がっちゃう。

 

 

 

 

 

 

そしてこれをも超える衝撃だったのは3rdミッションの「heartbeat」で、終盤に富安くんとハルが大技のアクロバットを披露した直後、セイタくんとソケンもクルッと左右にアクロバットをするシーンがある。

本編にその練習風景があって、ソケンがアクロバットにチャレンジするんだけど、へっぴり腰で「キャ〜〜〜↑↑!こわい〜〜〜笑」って言ってる。その時点では全然アクロバットなんかに見えなくて、彼自身も「こわいよお(><)」みたいな態度でいる。←かわいい

 

それなのに本番のステージでは、もう本当に凄くて。セイタくんと全く同じタイミングで綺麗に、元々アクロバットできる人みたいに、完璧に飛んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

怖いよ、ソケンちゃん。

 

 

 

 

 

 

いや何度も練習したんだろうけど、それにしたって上手すぎて、練習風景の時の「こわい(><)」と全然違いすぎて。いや怖いのはアンタだって。ソケンって2人いる?2人いてくれた方がスムーズに辻褄が合う。

 

 

 

 

我々は言語化できない衝撃や見たことなかったことに出会った瞬間を奇跡って呼んじゃうんだけど(RADWIMPSの歌詞ではありません)、すなわち自分の経験値や知能では語れないから、「奇跡」っていう曖昧すぎる楽な言葉を使わざるを得ない。だからパークも実況で「ソケンのような子はこの30年間で見たことない」と言っていた。そんな前例がないソケンという子について「奇跡」という言葉で呼ぶ他なかったのだろう。

 

実在する人間のことを「奇跡」と呼ぶことって正直良いのか悪いのかわからなくないですか?ヘレン・ケラーじゃあるまいし「いや奇跡も何も俺はめっちゃ努力して頑張ってるし超実在人物なんですけど。ツチノコみたいな言い方しないでください。」って感じだと思うんだけど、なにしろ成長がロケットスピードすぎて。さらにソケンのぽんわかさが彼のバカデカ情熱と努力を隠しちゃうから、奇跡と呼ばれたり、はたまたいじわるな人から勘違いをされがちなのだと思う。

 

 

 

f:id:patapata_tamago:20231126234835j:image

 

ソケンちゃん、ガチでどんな男になっちまうのか予測不能なので、本当によろしくお願いします。

虹プロ2カバーの「S-Class」が良すぎてかれこれ1週間拍手してる

トンチキ足りてますか?こんにちは。トンチキパフォーマンス大好き教育委員会委員長、バ先薬局です。

 

先日デイデイの先行放送、また「実況!ニジプロ2」で3rdチームミッションの様子が放送され、Stray Kidsの『S-Class』を、トモヤ・ユウキ・ショーン・ミラクの4人でカバーしていたんだけど、そのパフォーマンスがあまりにも"良い"トンチキで、血がたぎりまくってしまいました。

 

「トンチキパフォーマンス」にはいろいろな解釈があると思うんですが、私の完全なる自己解釈の中では「異端・カリスマ・サイコパス」な要素に「コメディ」の風味が加えられたものだと考えております。ですから本来の辞書的な意味の「とんちき」とは若干齟齬があると思いますが、その点におきましては当委員会はガン無視していく方針であります。

 

 

 

 

トンチキソングっつーのは、ただ変なことすればいいなんて甘いもんじゃなくて、カリスマ性や天才肌な土台が無いと意味がないし、アイドルに限っては「こいつ、正統派の時はあんなにも正統派なのに、こんな、こんなイカれたこともできるんかい・・・」という"ギャップ"がかなり必要となる。

 

 

トンチキパフォーマンス大好きなのにトンチキという概念にわがまま過ぎる私が「ヤバ過ぎるだろ」と唸るほどヤバ過ぎた、Star Kidsちゃんたちによるカバー「S-Class」の話、していいですか?本編まだ出てないけど。ちょっと耐えられない。もうかれこれ1週間くらい拍手してる。

 

 

まず、メンバーがもう最高なんですけど……。

 

ユウキは表情管理の鬼だと常々思っていたので「トンチキ」をやる上で必要な「表情表現」でまず勝つ男だし、ショーンはもう、こいつにトンチキやらせんで他誰がやるねんというくらいピッタリに決まってるし、ミラクは低音が安定して出せるため絶対にパフォーマンスが締まるし、トモヤはとっ散らかりがちな「トンチキ」をしっかり技量でまとめられる超人ですから、もうメンバーの時点でこちらはルンルンでした。

 

 

で、「実況!ニジプロ2」で流れた映像がおそらくフル尺パフォーマンスだったんだけど、マジで開始から4.5秒後の「ヒュ〜ン」っていう、口笛みたいな音に合わせて4人がしゅるって急に振り合わせるとこ、もうもはやあれだけで既に良い。冒頭だけでもう唸れる。あれだけでもう「ヤバい、最高のトンチキ始まる。」って思った。

 

まず当たり前のようにトモヤくんが正統派に死ぬほど上手いじゃないですか。そこにみーたんのコメディ調なラップが2番で突然入ってくるのがめちゃくちゃ気持ち良くて。「トンチキ浴びてる〜〜〜〜〜〜!」という気持ちにさせてくれる。そこに唐突にショーンがセンターに出てくる時の、あの隠し玉感がニヤニヤポイントでして、「おいこんな奴いたのかよ」と、曲中ショーンがソロで抜かれるたびに毎度感じられるあの「レア感」がとても良かった。

 

 

 

 

 

そしてこのパフォーマンス、個人的に1番衝撃だったのがユウキで、まじでユウキが「知らない男」でこわかった。

 

1番重要な、そして曲内のフレーズとして一番有名どころのあの「サビ」をユウキが担当してたんだけど、本気でとんでもなかった。何がとんでもないって、腕クロスさせてガシガシやるあの有名な振りの後の、「That's me」の時のユウキの表情、見た、、、?

 

 

 

2秒前までセンターでクッソ激しい振りやってたのに、それなのに、2秒後の「That's me」で、ユウキだけめちゃくちゃ"おとぼけ顔"をしてるの…………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ああ________。

 

 

 

 

トンチキソングの何が良いって「ゾッとする」ところなんですよ。人間味を感じられない、感情が全くわからない、なんならコメディ色すらあるのに不気味な、あの魅力がたまんねえのだけど、あゝ、ユウキ。

 

 

 

 

サビのユウキ、本当にバケモノで。さらに2番のサビ、というかダンスブレイク直前の、ミラクとユニゾンした後のラストの一言「bright」で、ユウキがソロで抜かれるんだけど、その時のユウキがめちゃくちゃ怖い。本気で知らない、見たことない顔してる。白シャツ着て「milk teaみたいに♪2人寄り添って♪」っつって歌ってたユウキがどこにもいない。

 

で、この直後のダンスブレイクで、もう死ぬほどここみんなカッコいいんだけど、素人の肉眼じゃ追えないくらいかなりゴリゴリに魅せるハードな振り付けなんだよね。で、ここでね、ユウキ、身体はめちゃくちゃ踊ってるのに、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

顔、笑ってるんですよ…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかも自然でさわやかな微笑みとかじゃない、遠目でわかるくらい口あけて、「笑顔」作ってるんですよ………………

 

 

 

 

 

 

 

 

めちゃくちゃ不気味なんですよ…………あんなゴリゴリ身体動かして踊ってんのに、口開けて笑ってんの、めっちゃ怖いんですよ、奇妙なんですよ………………

 

 

 

 

 

 

 

余裕と不気味とコメディ調が融合した、そう、「トンチキ」そのものなんですよ………………

 

 

 

 

 

 

 

ハアッ………ハアッ…………………………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この時点でもうあたし息してないんだけど、そしたらラスサビ3.4秒前のダンスブレイク中、まさかと思ってユウキの顔を見たら今度はまた、また1人でやってるの、"おとぼけ顔"を

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユウキ………………?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユウキ………?お前本当にユウキなのか………?もしかして「闇金ウシジマくん」読んだ……?劇場版「カイジ」3部作全部観た………?この世の何かしらの邪悪なコンテンツを吸収した……………?

 

 

 

 

 

とにかく「S-Class」のユウキ、終始ずっと「ガチでヤバい奴」を完璧にやり込んでて、観終わった後息上がっちゃったんだけどそこで初めて自分がずっと「息を止めていた」ことに気付きました。ユウキに息の根止められそうになりました、マジの物理的に。死因「西山裕貴」になるところだった。

 

 

 

 

 

まだ本編観てないのにこんなに体内の血液沸騰してて本編見たらどうなっちゃうのかマジで怖いです。以上トンチキ大好き教育委員会でした。

 

 

[Nizi Project Season 2] Part 2 - 3rd Stage / Star Kids ♬S-Class - YouTube

 

 

 

 

 

小森ユウヒが誰よりも"男"に決まってんだろ

小森優陽が男の中の"漢"。異論は認めない。あざとい?最年少?姫枠?ふざけるな。あいつはゴリゴリの"男"。早くこいつ男でしかないだろ選手権を開催して小森ちゃんをグランプリにしたい。

 

 

 

小森優陽(ユウヒ)

和歌山県出身

地域予選時は14歳 現在16歳の高校1年生

JYP練習生

 

 

ユウヒはhuluの編集的に最初の地域予選の映像には流れなかったから日本合宿で初見だったんだけど、なんかカメラが何の説明もなくユウヒちゃんばっか抜くから「なんだこの茶髪のきゅるきゅるちゃんは……かわいい……可愛いけど誰……誰か知らん奴死ぬほど抜くじゃん……早く説明して………」となる。

 

f:id:patapata_tamago:20231127033148j:image

 

そして5話でやっとユウヒちゃんのお披露目シーンがくるが、まあもう可愛い。本人も「可愛い担当ですよ♪」といった感じで、周りもそういった扱いをしている感じであったので「純粋無垢そうなこやね、可愛いね。」と、思いました。

 

 

 

 

思ったんだ、この時は。

 

 

 

 

まずユウヒくんの紹介シーンで、チラッと映った地域予選でのダンス審査が「ソリクン」だった。

 

 

 

 

 

 

"可愛い"担当が「ソリクン」チョイスするか……………?

 

 

 

 

 

 

 

 

ホテルに帰宅した際、疲れて床に寝転ぶセイタさんを見たユウヒ「おいおい、何してんの。」

 

 

 

 

 

 

 

想像よりプラベの声全然低いな……………

 

 

 

 

 

 

トモヤに、自分の髪を掴んでくれるよう頼まれて思いきり後頭部からトモヤの髪を両手で鷲掴みするユウヒ。

 

 

 

 

 

 

掴み方容赦ねえな………………

 

 

 

 

 

 

おかしい、何かがおかしい。

 

 

 

 

かと思えばなんか全然「腹話術する〜(^^)」って言ってお人形さん2匹連れてくるし、かと思えば韓国合宿初日、「共同生活が初めて」という富安くんに対して「しんどいと思う、慣れるまで。」と口にしたりする。え、あーた日本合宿の時「癒してあげます♪」的なこと言うてたやん。癒すどころか共同生活の"真理"を説いてるじゃないか。

ていうかユウヒって年少組ではあるが練習生歴堂々の「3年」ですからね。みんなユウヒに敬語使ってください。

 

 

 

 

 

この男、何かがおかしい。

 

 

 

小森さんに一度でもそう感じた時点で、もうあなたは小森優陽に、"男"を見ている。ユウヒの"男"に触れている。

 

 

てか、マジでよく考えるとユウヒくんって素で乙女ムーブをかましてることって一度もない。素のあざとくて何が悪いの?言動でいったらエイジさんとかハルとかユウキとかの方がよっぽど多い。ユウヒさんが変なことしてることってマジでない。1番隙が見えないし、甘えたり弱み見せるのもほとんどモヤにだけだし、そもそも

 

f:id:patapata_tamago:20231127032740j:image

椅子の座り方がめちゃくちゃ男。

 

 

 

そんな私達の心を大笑顔でかき乱しまくるユウヒさんの個人ミッション「A」

 

 

[Nizi Project Season 2] Part 2 - 1st Stage / ユウヒ(YUHI) ♬A - YouTube

 

 

良すぎるやろがい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

明るさ、軽やかさ、そこに歌詞も相まって緩めのチャラさ、でもよく見たら背が高くてめっちゃ普通に男。

ねえ可愛いでしょ!可愛いことやってますよ今!というあざとさが全くない。「やれやれ、俺の可愛さ目的の奴らのために完璧にやりますよ。」というプロさがある。めちゃくちゃ余裕。九九の段全部覚えた後にやる3の段くらい余裕。

「沼男」というのは酒にタバコ咥えたフィルムカメラ画質のガリガリな下北沢みたいな男のことじゃなくて、ユウヒの「A」のパフォーマンスのことを指すのである。噛めば噛むほど男。可愛いをやればやるほど男。"可愛らしい"をやるユウヒの中に潜む「男」な瞬間を少しでも多く見つけたくて、私は昼夜問わずブルーライトを浴びている。

 

 

そんなユウヒの3rdミッションのチーム課題曲が「Hard Carry」。

 

 

 

 

 

ついに、100%男なユウヒ、見れるんですか…………………これ致死量で死ぬとかないですか?まだ私死にたくないんですけど……………

ついに「ユウヒ、誰よりも漢説」の答え合わせ、できるんですよね…………………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、ここから先は最後までもう全然読む価値ないんですけど、普通にずっと意味わからないこと喋ってていいですか?

 

私には夢があって、それは、「ユウヒに連ドラの当て馬を担ってほしい」というもの。当て馬、というと聞こえは悪いが、私は恋愛ドラマにおけるこの「当て馬」が最高に好きなのだ。

 

花より男子』の小栗旬、『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』の生田斗真、『ストロボ・エッジ』の山田裕貴、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の西島隆弘、『アオハライド』の千葉雄大、『silent』の湊人(役者名思い出せない)________。

 

当て馬には「見た目は可愛らしいが、中身は誰よりも男前で茶髪」という定義があり、この定義をユウヒは素でクリアしている。

 

特に、本編の秘密の部屋というコーナーであった「ビジュアルNo. 1メンバーは誰?」の時のユウヒは凄かった。

 

富安くんを選んだユウヒは「僕はルームメイトなんですけど、お風呂上がりのユウが1番カッコいいです。」と、ニッコリ回答する。これ、ヤバい。当て馬のバカデカマウント。これ聞いたハルは多分「へえ………やっぱ風呂上がりとか知ってるんだ。まあ、いやまあそうよね、全然どうでもいいんだけど。へ〜………まあ練習の時は基本俺がいつもあいつと一緒にいる時間長いんだけどさ」とか言い出す特大チャンス。

 

ユウヒのこのにこやかでピリっとくる当て馬マウント、あともう7回くらい見たい。

エイジはかつて俺らが教室の隅で夢想した理想の主人公

私は高校時代とんでもない根暗で、どう根暗かっていうと、毎日誰とも喋らず教室の隅の机に突っ伏して寝たふりをしながらひたすら妄想をしていて、どんな妄想かっていうと「もし私が最強だったら」っていうヤベーやつだ。

 

「私はめちゃくちゃ才能があって、天才で、ある日なんかめっちゃ凄い人に見つかって、『こんな天才、どこにいたんだ・・・?』とか言われて、学校の皆にも一目置かれてて、でも私は全然そんなこと興味なくて、群れたりしないし、孤高で、でもサラッとめっちゃ凄いことして世間を驚かせて………」←いやこれ10代全員が一度は通る妄想ネタだよね?

 

 

そしてこんな俺らの若き日の、教室の隅でしていたあの妄想の中の「主人公」が、虹プロ2に伊藤瑛史という男が現れたことによって「現実の存在」となる。

 

 

 

 

伊藤瑛史(エイジ)

愛知県出身

地域予選時は14歳 現在16歳の高校1年生

ダンス歴10年

 

 

 

地域予選見た時笑っちゃったよね。「ああ、この子全ての10代の若者の夢やん。夢、いるやん。」って。これ私が今20代女性だから笑って観れていたけど中2男子だったら嫉妬で歯軋り止まらず奥歯粉砕していた。だって、あの何の変哲も無さそうな子が、音楽が鳴った途端人が変わって、開始1秒でパークがもう「こいつや・・・・・・俺が探してたのは・・・・・」みたいな顔するし。「ソリクン」のサビのところでパークが頬杖ついて笑うの、もう『ガラスの仮面』第1巻で月影先生が初めて北島マヤに出会った時だったし。

 

 

 

 

地域予選でも、わんさかJYP練習生がいる中で、しかもマンネラインの15歳なのに、ダンス審査1位を取っちゃう。でもなんて事ない顔してる。休憩中もあまり群れずに静かに座っている。あまりにも少年漫画の天才少年。もうマンガの話してるのか虹プロの話してるのか今わかんないよ。

 

 

 

 

 

 

私、エイジさんの舞台で1番好きなのが「神メニュー」で、なんでかというと、「神メニュー」のエイジさん、ものすごく"アイドル"なんだよね。

 

f:id:patapata_tamago:20231126012758j:image

こんだけ孤高の天才少年みたいな風情だったのに、舞台立って踊る姿が、めちゃくちゃアイドルだった。ダンスも、身振りも、独りよがりじゃなくて、「キャ〜!!」ってはしゃがせてくれるアイドル性があった。地域予選で口にしていた「アイドルなりたい!って思って」が、本気だったんだって、なって、なんか、すごく嬉しかったです。

 

 

 

 

 

 

そんな「孤高・天才・アイドル・ミステリアスそっち方面全部やれます」なエイジさんは日本合宿最終4位通過で韓国に旅立つわけだが、日本でこれだけ黒船だったのだから、韓国ではどうなってしまうんだろう…とうとう手の届かない男になるんだね……

 

 

 

 

 

 

 

f:id:patapata_tamago:20231125204207j:image

 

 

 

 

 

 

 

f:id:patapata_tamago:20231125204135j:image

 

なんだ!!!!どうしたんだエイジ!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

エイジが、韓国で赤子になっていた。

 

歳上のメンバー達にイジられ、ご飯を作ってもらい、甘やかされ、完全に赤ん坊になっていた。

 

 

スター性テストでcreepy nutsをボイパでカバーしていた男が、ぽんやりふわふわにこにこゆるゆるらぶりーに、なっていた。

 

 

 

 

すげ〜〜〜〜〜。エイジって本当にオタクを"わかってる"。オタクが喜ぶことは全部やる。身長もミリ単位で教えてくれるし好きな食べ物も複数提示してくれるしマンネっぽくない子が「マンネです笑」って言う美味しさ知ってるしさらっと「バスケやってたんで」ってバスケ部だったことも教えてくれる。裏でオタクが操ってないなら本当にすごい男。

 

 

 

で、なんか急にエイジの「良いな」って思ったステージの話するんだけど

 

[Nizi Project Season 2] Part 2 - 1st Stage / エイジ(EIJI) ♬How to Run From the Sun - YouTube

 

 

個人ミッションでやったピの曲。これがすっっごく君に合ってた。エイジってダンスがレベチだから、ゴリゴリ踊るオスっぽい選曲をされがちなんだけど、このピの曲の、儚くて独りよがりで他人を寄せ付けない感じのメランコリーな繊細さが、あの、俺らが初めてエイジに出会ったあの感じを彷彿とさせられ、スゥ〜…………………………………ってなる。

 

おれはよお、ピのことはよく知らねえけどさ、パークが地域予選の時「初めてRainに会った時のよう」って言ったことがなんとなくわかった。

 

 

 

 

 

 

 

でさ〜!!!!!この曲ゴリゴリの失恋ナンバーなんだよね。ひたすらバカみたいに未練タラタラな歌詞なんだけど、特に

 

『別れても一緒に生きていくような気がする』

っていう一節が超好きで、で、これをエイジが歌ってんのがさ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クゥ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

 

エイジにもっとでろでろに冷たく儚い失恋ソング歌わせてくれ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イケメン激ヤバ男・ショーンくん

うわ!顔かっこよ!何!なんか変!なんか、、何してんのきみは!顔かっこよ!なんだ今の!おい!今なんか、なんか変なことしてたぞ!顔かっこよ!

 

 

 

↑ショーンくんの一挙手一投足を見ている時のおれ。

 

 

 

 

柗原翔音(ショーン)

兵庫県出身

地域予選時は17歳 現在18歳

虹プロ2参加者内最年長

 

 

 

 

 

 

ヤバい面白さに負けない顔の良さと、その顔の良さに負けないヤバさ。一生「面白い」と「顔が良い」が交互にショーンを上書きし続けている。

「イケメンなのにお茶目な一面も〜?」みたいな、若手俳優の宣伝文句みたいなそんなあまいもんじゃなくて、本当にヤバい。不思議キャラとかじゃない。"不思議"そのもの。良い顔を持った不思議という概念。

 

 

 

これを語らずショーンの何を語るんだ、でお馴染みの、スター性テストを見れば上記の意味はすぐにわかる。

 

[Nizi Project Season 2] Part 1 #7(Edit Ver.) - YouTube

 

とんでもねー男が虹プロにきちまった!!

 

やってることを字面にするとごくシンプル。「音楽が鳴り止むまでに手を使わずにズボンを履き終える」というもので、これ、なんで凄いかって、複雑な演出も凝った道具も使わないから、何も考えずにただただ目の前で起きていることを頭空っぽにして笑える。一瞬にして全員が、朝Eテレを観て笑っていた幼稚園児の頃にタイムスリップする。

普通"スター性テスト“と言われたら「とにかく凄い、目を引くことをしなくちゃ」と足し算でパフォーマンスを考えるのに、ショーンのパフォーマンスはひたすら「引き算」で、「音楽が鳴り止むまでに手を使わずにズボンを履き終える」に何もトッピングを加えなかったのが、天才だった。

 

私が参加者としてここにいたら、普通に焦る。頼むからショーンの次俺呼ぶのだけはやめてって命乞いをする。絶対この後審査されたくない。それくらい、虹プロ2のスター性テストを食ってしまった伝説回。

 

 

 

 

 

ただ実は私、ショーンのトンチキムーブでこれよりも、なんなら運動会の時よりも大大大好きKISSLOVEシーンがあって

 

f:id:patapata_tamago:20231125221007j:image


f:id:patapata_tamago:20231125221048j:image

これー!!!!!!!!!!!ありがとーー!!!!!!!!!!!!

 

出番直前にお水を口から全こぼしし、衣装をずぶ濡れにし、ソウダイさんに拭いてもらうこれ。これ、絶対に最年長じゃない。赤ちゃん。ガチンコに可愛い。なのにスタイリングがイカついし顔めっちゃかっこいいから本当に意味がわからない、目が2つでは足りないこのシーン。てかまずこの時のスタイリングが好きすぎて、おれのスマホの待ち受けはこん時のショーン&富安のドリームツーショット。

 

 

 

 

 

 

 

まあこのように(このようにではない、水こぼしてる)日本合宿〜個人ミッションまでは順風満帆かと思われたショーン先輩だが、チームミッションでかなり分厚い壁にぶち当たる。

 

 

 

 

日本合宿のダンス審査・ボーカル審査・スター性審査、そして韓国でのチームミッションを通して、ショーンは良くも悪くも型にはまるのがすこぶる苦手なんだと感じられた。そしてパークは、そこさえ上手くいってくれれば、絶対にショーンをグループに入れたいんだと思った。

 

 

 

パークがショーンに何度も言った「チームの一員としてのパフォーマンスじゃない」「チームのことを考えて」というのは、ショーンの良さを消すとか、没個性とか、そんな意図で言ったのではないのだ。ではパークの「意図」とは何か。それは、ショーンがいかに「自分の個性を操れるようになるか」を見たかったのだと思う。

 

 

だってパーク自身の芸風的にショーンの雰囲気は大好物だろうし、「彼の自由な魂がグループに欲しかった」とも言っていた。「欲しい」って、もうそれ好きやん!!ショーンちゃんのこと、好きやん!!あたしも!!

 

 

おそらく大人数になるであろうこのグループでパフォーマンスしていくにあって、その強い「個性」をショーンは自力で操る必要があって、合わせなければならないところは合わす、でも魅せるところでは思いっきり魅せる、という足し引きのセンスが必要だった。ショーンは「魅せる」ということにおいては個人ミッションで既に達成済みなので、あとは周りと合わせることもできればパークにとって「完璧」なのだと思う。だから2ndも3rdでも、「合わせる」「チームの一員になれ」と狂ったように言い続けたのだろう。

 

 

 

お?おいちょっと待ってよ。じゃあ、じゃあその「個性を魅せる」という面をチームミッションの時にも褒めてやっていいじゃないか、なんでいっつも統一性統一性ってそればっかり!

と、お思いの世界各国の皆さん。

 

 

ここからは予想でしかないけど、実況などを見る限りパークは「元からの才能に恵まれた子を褒めることに死ぬほど慎重」というのがある。

 

一体どんな傲慢なアーティストがパークにそんなトラウマを植え付けたのか知らないが、とにかく「莫大な才能があり、またその才能を自分で理解して活かせる子」を褒めることにめちゃくちゃ慎重で、「いやいやうちの子はそんなんで怠惰になるような子じゃありませんので!」と言いたいところだが、やはり全ての責任を負うのはパークだし、彼自身、数十年間の間にせっかく見つけた才能を、扱い方一つで運命が変わってしまった経験を何度もしているからこそ、豆腐を乗せて車を運転する時のように細心の注意を払ってしまうのだろう。

 

 

日本合宿でのチームミッション「神メニュー」の評価の際もパークはショーンに「自分だけの才能の見せ方をわかってる」と言った。こんな初期から、ショーンは既に「魅せる」表現ができていたのだ。そいでこっから重要「その自由さを"維持"してさらにもう一歩踏み出すと、ボーイズグループの"一員"として成長できる」って、言ってる。ガッツリ言ってる。はい、教科書のこの部分に答え載ってました。

 

パークは、ショーンの自由さを"""維持"'""しながら、もう一歩踏み出せ(統一性さえもできるスキル)ってこの頃からずっと言ってるんだよね。だからこそ、あの台詞から半年以上は経ったであろう韓国の3rdミッションの時のあの厳しい言葉に繋がったのだと、思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ショーンちゃん、ショーンちゃん聞こえますか。

 

 

評価の時たくさん指摘されて、落ち込んでいるかもしれません。でも、それは君の実力がないとか、下手とか、そんなんじゃ決してないんだよ。個性が良くないのかなあとか、そんなこと考えなくて、いいんだからね。

君はデビューしたら絶対に髪色好き放題担当になるから、早く金髪見せてね。あーまって赤もいいかも。とにかく全頭ブリーチしてね。

 

 

ギラギラでぶっ飛んでて、カッコ可愛い君に早く会えますように。

タイガを見てると「オーディション番組って何なんだろう」と思う

オーディション番組ってなんなんですかね。

 

これまで事務所内で機密に行われていた作業をエンタメにし、タレント達の成長、挫折、努力の裏側を主軸とし、デビュー前からファンと注目を集め、華々しいデビューを確約するコスパいいのか悪いのかよくわからん企画。

 

 

で、そんなオーディション番組というものが大好きなのがアタクシっていう。おれは、サバ番というファシズムの奴隷。

 

 

 

 

 

 

でもKPOP事務所主催のオーディション番組ってほんとよくわからなくて。だってお前んとこにわんさか選び抜かれた練習生がいるのに、そこからグループ作ればいいのに、なぜ、大金を叩いて一からオーディションをして、半年ちょっとでデビューさせるんだろうと。そんなに、そんなにオーディション番組って儲かるのかって!!

 

 

 

こういう気持ちにさせられるのは、いつだってタイガくんのような存在。

 

 

 

 

藤牧大雅(タイガ)

東京都出身

地域予選時は16歳 現在18歳の高校3年生

JYP練習生

虹プロ2参加者の中で最長練習生

 

 

 

 

 

もう、タイガくんは、もう、、、、、、泣

 

 

日本合宿の時から、韓国後編まで、とにかくずっと審査の評価が定まらない。そして私の情緒も比例して定まらない。

 

 

日本編のダンス審査で結構な指摘をされ、ボーカル審査でもキューブ獲得ならず、しかしスター性審査でぶり返し、チームミッションも成功。日本合宿最終審査は7位。

 

 

でも、なんかパークの情緒も定まらない。

 

 

 

韓国編一発目の個人ミッションで、タイガくんはパークに、なんかめっちゃ指摘される。なんか、すごい言われる言われる。なんでよ!日本編の時アンタ褒めてたじゃない!

 

 

 

[Nizi Project Season 2] Part 2 - 1st Stage / タイガ(TAIGA) ♬MIROH - YouTube

 

まあでも正直言っちゃっていいですか。タイガくんの「MIROH」、あのさ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

超好き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

低音死ぬほどかっこいいんだけど・・・

 

 

 

 

 

 

普段喋り方ぽわんぽわんで「たいがです〜〜今日はぁ〜」みたいな赤ちゃん喋りで意気込み動画撮ってるくせになんだ。出だしの低音で「ナニ?!!?」となり、ラップでしんだよね〜。どっしりした安定感のある声と、ダンス。普段のぽわぽわが裏付けるその安心感。しかし、パークはこの時の彼を評価しなかった。

 

 

 

なんでだよ〜〜泣泣泣泣!!!!!!

 

 

 

 

 

 

てかそもそも、私がタイガくんだったとして、もう多分日本合宿の時点でブチギレてんだよね。

 

「ハ?!あたしお前のとこの事務所で3年以上やってきて少なくとも今ここにいる奴らよりレッスン受けてきたしアイドルについて勉強したし舞台にも立ったし経験実力揃ってるんだけど?!?!なんであたしじゃなくてこんなポッと出の素人っ子ちゃん達に先越されなきゃならんわけ?!?!伸びしろ?!?!練習生はできて当たり前?!?!うるせえ!!!ソニーの幹部出せ!!!!こんなもん終わりだ!!!!」

 

 

 

と、叫び、おそらくペンダントを食う。

 

でもタイガくんは、そんなことしなかった。

 

 

 

 

「自分が情けない。」

 

と言って、ぽろぽろ涙をこぼした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クッ…

 

 

 

 

 

クソ〜〜〜〜〜!!!!!!!!こんな世界、こんな世界、、、滅びてしまえ!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

最長練習生というレッテルを貼られ、「できて当たり前」とされ、歳下の素人にどんどん先を越されて、やっと評価されたと思ったら韓国でまた振り出しに戻って、もう私には想像もできないくらい彼は疲労したと思う。個人ミッション前の「パークさんの前でお見せできたらもう…十分…」というセリフと、他メンバーのパフォーマンス中の様子から、かなり「闘う」ということと距離を置きたいように感じられた。いや、当たり前だよね。私だったら何度も言うけどペンダント食ってるって。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして2ndのチームミッション。タイガはトモヤ、ショーンと同じメンバーとなり、その際の意気込みインタビューで、

 

 

 

 

タイガ「勝つ!絶対勝つ〜!」

 

 

 

 

 

 

😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭

 

 

 

 

 

 

 

😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭

 

 

 

 

タイガに闘争心が舞い戻っていた。ニコニコ笑ってた。課題曲「energetic」も最高だった。待機中も楽しそうにパフォーマンスを観覧していた。惜しくも負けてしまった際、「くやしい」と呟き、泣いていた。

 

 

 

 

 

おれはこの一連の流れが、とっても嬉しかった。

 

 

個人ミッションで「後悔なくできたらそれでいい…」と審査前から控えめだったタイガから「勝つ!」という言葉が出たこと、最高のリーダー・トモヤとイケメン激ヤバ男・ショーンと切磋琢磨に練習する姿、「energetic」の爽やかな雰囲気に深みと安定感のアクセントをぶち込んだラップパート、そして何より負けてしまった際、失望するのではなく「悔しい」と言って泣いたこと。

これって、全て「勝ってデビューしたい」という大きな野望がないと成り立たない。あれだけ色々あったタイガくんにまだこんなにも大きな情熱があったことが本当に、血汗涙だった。

 

 

 

タイガくんをみくびっちゃいけない。私たちが思っているよりずっと強い子なんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

あとごめん、完全に個人的なことなんだけど

f:id:patapata_tamago:20231125144413j:image

f:id:patapata_tamago:20231125144423j:image

ねえこの時のタイガくんヤバくない?!?!!?!!!??タイプ過ぎて「ヒィ〜〜‼️‼️‼️」って大きな声出しながらスクショしたんだけどさ。

シンプルヘアセット・半袖・治安悪めだぼだぼパンツ、チャラいチェーンのネックレス←なんか本当全部"正解"出してくれてありがとう

 

この時もずっと吹っ切れた顔してて、ぽわぽわ楽しそ〜にしてるのに格好が抜け感のあるイカつさで、私は今もこのスタイリングのタイガのことが頭から離れません。