バ先薬局のブログ

虹プロジェクト2の話をします

NEXZデビュー曲「Ride the Vibe」のMV考察してたら気づいたら泣いてた

昨年末行われていた虹プロジェクト2でデビューが決まった「NEXZ」、ホンマにいつテレビに出るんだいつデビューすんだいつviviの表紙やるんだとグダグダ文句を言っていたら、ついに、デビューしました。

 

 

 

 

 

それでデビュー曲の「Ride the Vibe」のMVが出ましたので、まずはこのブログとか本当にどうでもいいのでそれを観てください。よろしくお願いします。最高の男達がそこに、いる。

 

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富安く〜〜〜〜ん!

 

 

 

 

観た?

 

 

 

 

 

ということで、私ならではのMV考察、感想、感じたことを述べていきたいと思います。今日は仕事終電まであって今家帰って明日は8時に仕事に行かなければならないのに今私はこのブログを書いています。止めてください。

 

 

 

 

 

メンバー考察

 

①ユウ

富安くんがこのMVで1番印象的だったのは、プールのシーン。最初にハルがプールの中に乱雑に投げられた布団?の上を歩いて渡って遊んでいます。布団から落ちずにプールサイドに上りハイタッチをする=成功。

富安くんも同じようにプールの淵に立ってみますが、富安くんがプールを覗き込んだ途端、布団は消え、そこは真っ暗な底なしとなり、立ち尽くしてしまいます。

 

これ幻覚なはずなんだよね。プールはそのあと何度か出てくるけど、全ての描写で布団が転がっています。だから本当はそこに布団があるのに、飛び込めば渡れるのに、富安くんにはそれが見えない。または、簡単に布団に飛び乗って渡ることができる同い年のハルと、それができない自分との対比でもある。

 

ただ終盤、富安くんは真夜中に2階の窓からなんの躊躇もなく飛び降りて走り出すんです。底なしのプールに立ち尽くしてた富安くんが、同じく真っ暗なはずの窓の外から、今度は飛び降りることができるようになる。ここに前向きな何かを感じました。富安くん、かっこいいよ。

 

 

 

②トモヤ

バ先的モヤの激アツシーンは終盤。プールに落ちそうになったユウキくんに気づいたあと、なぜかプールの底に落っこちているのは自分だった、というシーン。

 

なんだと・・・・なんだよこの描写・・・・鬼?監督、エグすぎる。

 

モヤとユウキくんといえば虹プロユーザーとして無視できない組み合わせで、特に3rdミッションは今でも私の心の深い傷となって残っていますが、あのとき、崖っぷちまで追い詰められたユウキくんを自分が助けなくては、と、当時チームリーダーだったモヤは思っていたはず。

 

でもそのストレスや疲労で本当に転げ落ちてしまったのは、モヤ本人だったのです。

でもすぐ彼のそばにはメンバー全員がいて、モヤは笑ってすぐ立ち上がる。オタク涙腺ゆるゆるポイント。グロテスクではあるが、描きたかったシーンなのでしょう。

 

 

 

③ハル

ハルは富安くんとの対比としてプールの中の布団を上手に渡ったりと、調子の良さそうなシーンが中盤まだ続くが、その後、自室で荷物の整理をしながら何かに悩むシーンがあります。

 

これ多分MVのストーリー的に、「少年たちが夜中こっそり家を抜け出して集合する計画」的なのを立てていて(ただあの大きな一軒家は一体誰の家なのか。みんなで住んでいるのだとしたらこの仮説は成り立ちません)、ハルはその中の1人なんだけど、家から飛び出す勇気が出ない、本当にそれでいいのか、自分の選択に悩んでいることを表現しているのだと思います。

また同時に、そんな姿を他人の前では見せない、不安を1人で抱えてしまうという暗示な気もします。はるちゃん…

 

 

 

④ソゴン

ソケンちゃんの印象的なシーンは冒頭、突然警察に追っかけ回され、間一髪で逃げきり、息を切らしながらも微笑むところ。

 

ここソケンちゃんすぎ〜〜〜〜〜〜!!!!

 

ギリギリのところで逃げ切って、めちゃくちゃ不安とか恐怖があるはずなのに、そんなピンチな状況を楽しんでしまう。まさにパークちゃんお気に入りのあの言葉。ビリの逆襲〜!!!パークちゃん逆襲って日本語まだ覚えてる?

 

 

 

⑤セイタ

お前や、今回のMVの主役は。

 

セイタさんこのMVの見どころが多く、まずは家でみんなで遊んでいる時、突然1人トイレに駆け込みゲロを吐く。また中盤、みんなで遊んでいる時に母親と思われる女性が車で迎えに来て、1人車に乗せられ、その女に何やら色々言われるのを憂鬱そうに節目がちで聞くシーン。

 

葛藤や不満、しんどさ、ネガティブな感情のシーンをセイタさんが全てやるというこのキャスティングのイカつさ。常ににこやかで聖母そのものな姿しか見たことない我々に衝撃を与える描写が多かった。マジで君のこと私はもっと知りたい。(秋元康の歌詞)(違います)

 

 

 

⑥ヒュイ

1番謎多きシーンが多かった。まず、このMVの最初と最後からわかるに、メンバー7人はある一台の車から追われている?らしく見える。

マジで最後の最後、ヒュイだけがその車の姿に気づき、不自然に首を傾けた途端車が火花を上げて爆発します。

ただそれは幻覚?だったのか知らんけど次の描写では車は爆破しておらず、代わりにモヤがヒュイに駆け寄り、同じく車に気づき指差します。多分ヒュイとモヤだけが何かを共有しているのでしょう。

NEXZでの最年長練習生であるモヤとヒュイのこの2人だけの秘密感。オタクがだ〜いすきなやつだ。ありがとう。

また、車に飽き足らずバットで思いきりビンを割ったりと、なんかずっとスゲー物を壊してる。大人しそうな顔してめちゃくちゃ破壊するじゃん。いいよ、どんどんやれ。この世界壊すんだよお前が。

 

 

⑦ユウキ

ユウキくんの印象的なシーンは2箇所。まず冒頭で思いきり壁に頭をぶつけるシーンと、終盤付近、プールの淵で足を滑らせてプール底に頭をぶつかるシーン。

ここは単純に、ユウキくんにとって思いきり壁に打ち当たる出来事がオーディション中にあったことを示唆しているのかと思いました。

また中盤、セイタさんがトイレに駆け込む際、1人だけ気づいてトイレについていきます。もしや、オーディション中きっと1番しんどいであろうファイナルミッションでセイタさんと同グループだったユウキくんが、セイタさんを支えていた、もしくは、苦労を目の当たりにしていたことを表しているのかなと想像しました。

 

 

 

 

で、気づいたら泣いていた。泣いたんだよ、俺は。大人なのに。

 

悪さと遊びばかりにかまけ、常に何かから全力で逃げ、楽しい友との日常の中に、全員が何かしらの不穏を抱えている。漠然としたMVの雰囲気としてはこういうことでしょう。

単純になんか海でみんなでイェーイ!⭐︎とか、制服着てカッコいいー!♡とかじゃない。なんか、思春期のグロテスクさや、爽やかなだけじゃない不気味さを内包した、非常に芸術的な映像でございました。いいね〜〜〜!!!!!!!!!!

 

 

 

また必ずしもMVの表現や比喩がオーディションでの出来事に直結するわけはないですが、なんかこう、あの放送半年間の出来事がはらはらと脳内を駆け巡り、ただの高校生だったあの子達が、もしかしたらアイドルになれるかも!というような気持ちで受けたであろうあの地域予選から、ここまで大きなことになり、大規模なデビューとなり、、、などと考えていたらなんかもう「ウッッッッッグアッッ、、、、!!!!!!!!!」となり、このように冷静に文字に表せるようになるまで2日かかりました。普通に途中までブログ全部

「ウッッッッッグアッッ、、、、!!!!!!!!!」だけでいいかなとか思いました。

 

 

 

 

 

MV考察

ミュージックビデオのシナリオを考えていくと、まず最初のシーン。車内の主観でメンバーたちを捉え、彼らはこちらの視線に気づくと一斉に逃げていきます。そしてラスト、最初のシーンと同じシーンになり、今度はメンバーの主観(モヤとヒュイ)で車の存在を確認することができます。

 

単純に考えると、何かに追われている、または一方的に何かから逃げていると考えられます。

 

車が出てくる印象的なシーンのもう一つは、セイタさんを乗せた母親らしき車です。あの車も、あのシーンだけ見るとメンバーのことを追っていて、みんなで遊んでいたセイタさんを引き離し後部座席に乗せて説教しているように見えます。

 

もし、冒頭とラストに出てくる車と、セイタさんを乗せた車が同じなら、過干渉な親から逃げているという考察ができなくもないです。

 

 

少年たちはいつも一緒に遊んでいて、時には警察に追われたりするほどヤンチャで、ある日深夜みんなで外で集まろうという計画を立てるも親が乗る車(設定的にはセイタさんの)に見つかり、それから逃げ回っている、と考えられなくもない。

まあただ、親から逃げるっていう設定はちょっと幼稚すぎるというか規模感が小さすぎるかもしれないとも思うから全然断言はできない。

 

だってあのデッケー一軒家なんだよ。誰のだよ。なんで子どもだけであそこ使ってんだよ。誰が所得税払ってんだよ。

 

あとやっぱ最後モヤとヒュイの2人だけが車の存在に気づくの、あれなんだよ。めっちゃ気になるんだよあれ。なんであの2人なの?エモいから?エモいからって理由とかでMV構成することある?韓国って。

 

だからじゃあ結局まとめると、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わかんない。1人じゃ考えらんない。

 

 

 

 

 

 

でもみんな超おしゃれだし超イケてるから良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いまだかつて、考察記事の締めが、「わからない」だったことはあるでしょうか。

これからもNEXZをよろしくお願いします。NEXZくん、本当にデビューおめでとう。